2008年11月3日月曜日
フィリーズ優勝パレード
フィラデルフィア・フィリーズの28年ぶりの優勝に湧くフィラデルフィア。優勝すると思われた日に、同点に追いつかれてた時点でどしゃぶりで中止。もうこれ以上ないくらいにファンのフラストレーションは溜まっていたようです。翌々日に行われた試合の続きでは1点を入れ、追いつかれ、そしてもう1点を返して優勝。そしてフィラデルフィアの街は暴徒と化したファンによって、ちょっと危険な状態に。窓ガラスを割ったり、道路標識を壊したりやりたい放題で逮捕者も続出しました。テレビで中継を見ていると、チームカラーの赤い服を着た人の波で溢れた深夜の目抜き通りは、まるで溶岩が流れているような気味の悪い風景。
そしてハロウィンの10月30日、正午に始まった優勝パレードにはまたまた恐ろしい数の市民が集まりました。学校も一部休みになり、職場に子供を連れてきてからいったん仕事を抜け出して見に行った人も。場所取りのため朝早い時間から集まった人々も多く、始まる前から街は興奮状態に。あまりの人手でパレードの通りに出る事もできないので、近くのビルで仕事をしている友人に頼み入れてもらい上階から見下ろして見てきました。真っ赤に染まった街を見て友人はボソリ「共産国みたい」。
地元フィリーズの優勝、そして11月4日には大統領選挙、あっという間にサンクスギビングデーにクリスマス。そしてどうなるこの金融危機。怒濤のように過ぎて行く日々です。ハレの日はいつまでも続くものではありませんが、でもここフィラデルフィアの狂乱はしばらく収まりそうにありません。
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