2008年10月11日土曜日
Red October!
日本のプロ野球セ・リーグは巨人が阪神を下し優勝したとのことですが、こちらアメリカでは地元フィラデルフィア・フィリーズが、15年ぶりにナショナル・リーグ・チャンピオンシップに出場し、さらに昨夜ロサンゼルス・ドジャースとの初戦を制したため、多いに盛り上がっている最中です。
チームカラーの赤と映画のタイトルを引っかけ「レッド・オクトーバー」と名付け、連日市民の熱狂ぶりを伝える地元のテレビ局「FOX29」。確かにホームグラウンドのシチズンズ・バンク・パークは満員の観客で真っ赤に染まっていました。
面白いもので日本にいるときは野球に全く興味がなく、せっかく東京ドームのバックネット裏の席をいただいたのに試合中に爆睡するという失態を犯した私ですが、こちらでは選手の名前まで覚えるほどベースボールファンになってきました。人気選手はライアン・ハワード、チェイス・アトリー、ジミー・ロリンズ、パット・バレルあたり。私のお気に入りはちょっと潰れたような鼻がキュートな黒人選手ハワード。笑顔が素敵です。女性ファンが多いのはイケメンのアトリーのようですが。
日本人選手は田口壮外野手と、サンディエゴ・パドレスを解雇されて戻ってきた井口資仁二塁手がいます。井口選手の入団はプレイオフ出場選手登録期限後だったため今期は出場できませんが、田口選手は昨夜出ていましたね。
フィリーズの監督チャーリー・マニエルは、70年代後半から80年代初頭にかけて日本プロ野球のヤクルトスワローズと近鉄バッファローズにいたということを最近知りました。往年のファンの間では有名な話でしょうね。そして今朝勝利の喜びと同時に悲報が。彼の母親が亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします
対するドジャースには斎藤隆投手がいますが、ナ・リーグ優勝決定シリーズの出場選手登録から外れたようです。残念。でもメジャーリーグで日本人選手を見るのはもうあまり珍しくなくなってきましたね。
さて、今夜の2戦目はどうなりますでしょうか?このまま勝ち進んでワールドシリーズで松坂大輔のいるボストン・レッドソックスと対戦するといいなあ、と願っています。そうなったらますます真っ赤な秋になることでしょう!
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