2008年10月6日月曜日

カレッジフットボール初観戦





土曜日の午後、ペンシルベニア大学の競技場フランクリンフィールドで行われてたカレッジフットボールに遭遇。時間があったのでペンシルベニア大学(Pennsylvania Quakers)VSダートマス大学の試合をしばし観戦。(ペンシルベニア大学関係者はIDカードを見せるだけで入れます)

観客は4割に満たないくらいで、ほとんどがペンシルベニア大学の応援団。ダートマス大学は、北部がカナダに接してるほど遠いニューハンプシャー州にあるので無理もないかしら。試合はちょうど第2クォーターと第3クォーターの間でブラスバンドのパフォーマンス中でした。

いままでテレビでもまともに観戦したことがなかったのでルールも見ながら覚え、全てが新鮮。オフェンスとディフェンスとでは選手が入れ替わるなんて知りませんでした。待機している選手は100人くらい?!

アメフトのルールは簡単に言うと攻守を交代しながらゲームを進行。基本的に得点する機会は攻撃側だけにあります。ゴールポストのあるエンドゾーンに向けて4回の攻撃のチャンスのうちに10ヤード進まないと先守交代。オフェンス側はなるべく前進しようとし、ディフェンス側はタックル等でそれを制止しようとする。1プレー10秒くらいで止まってしまい、また向かい合って仕切り直しの繰り返しで、サッカーやバスケットボールのように常にフィールド上を選手が走り回っているスポーツとはまるっきりイメージが異なりました。あの独特のアーモンド型のボールはキャッチしにくいようで、せっかくつかんでもすぐに落としてしまう。何とも言えず歯がゆい。華やかなタッチダウンのシーンは1回くらいしか見られませんでした。

スポーツに欠かせないのがチアリーダー。アメリカにはチアリーダーをテーマにした学園ものの映画も多く、女子学生の花形のイメージだったのですが、ペンシルベニア大学のチアリーダーたちは映画で見るようなセクシーな金髪美女はほとんどおらず、顔も体型ももう少しお平らな感じでした。チアダンスもバリエーションに乏しく、アクロバティックも安定感がなく頂上の人が落ちるんじゃないかと心配になるほど。まあそのくらいの方がほのぼのしていて良いですけどね。

第3クォーターと第4クォーターの間にトーストを観客が投げるのがここの名物。お酒が飲めないので乾杯(toast)の代わりに、パンの方を投げるとの事。宙を飛ぶトーストの雨にびっくり。あとから回収して動物たちのエサにすると聞きましたが本当かしら?

最後まで見られませんでしたが、アイビーリーグ同士の対決は23-10 でペンシルベニア大学の勝利!だったそうです。よかったよかった。

ちなみにこのフランクリンフィールドは映画『アンブレイカブル』(Unbreakable/M・ナイト・シャマラン監督)で、ブルース・ウィルスが警備員を勤める競技場としてロケで使われたことでも知られています。

0 件のコメント: