2009年5月16日土曜日

フィリーズ観戦





















これでフィラデルフィア・フィリーズの試合を観戦したのは3回目。対戦相手はロサンゼルス・ドジャース。昔、野茂選手がいたところですね。

いつもまとめてチケットを取ってくれる友人がいて、今回は総勢20名くらいの大グループに。バックネット裏の一番後ろの、一番高い場所にある席。球場全体を見下ろせ、遥かかなたのフィラデルフィアの摩天楼まで見え、なかなか気持ちがいいものですが、ただ寒かった。地上10階かそれ以上の高さになるのではないかしら。風が吹きさらしでがたがた震えながら、なんで9イニングもあるのだと、途中めげそうになりました。長いよ…。7時過ぎに始まり終わったの11時過ぎだよ…。

日本のプロ野球事情はよく分からないのですが、こちらでは基本的に地元民は地元チームを応援しています。もちろん球場を埋め尽くしたファンはフィリーズのチームカラーの赤一色。フィリーズが攻勢になると、総立ちになり渾身の限りをつくして応援。逆に牽制球が投げられたりすると、球場中からブーイングの嵐。本当にブー、ブー言っています。

ホットドッグ1ドルdayでしたので、屈強なオトコどもは何個食べられるか競争、していたのでしょうが、我々のグループは実は毎回ホットドッグ1ドルdayにしか来ないので、もう珍しくもなくなってしまいました。私は2個も食べれば十分です。ビールは7ドルくらい。ビールの方を安くして欲しい。ベジタリアンの友人はベジホットドッグもちゃんと1ドルだったと感動していました。ベジタリアン結構いますからね、アメリカには。

近くでファン同士の喧嘩がおっぱじまり、ホットドッグを投げつけ合っていました。やれやれ、まったく。短気な人も多いですからねえ、アメリカには。

ちょっと素敵だったのは、球場でプロポーズした男性がいたこと。事前に予約しておいたのですね。スコアボードのビジョンに名前が載り、結婚行進曲が流れ、プロポーズを生中継。しっかり指輪を渡すシーンを見せてもらいました。球場中から祝福の声があがり、完璧なサプライズだったようで、彼女のリアクションがよかったです。映画みたいでした。

結果はフィリーズの勝利。球場は満足感に包まれ、帰途につく人々の顔には笑顔が。電飾のリバティーベルがキラキラと揺れて終了。今シーズンは日本人選手がいないのが残念ですが、やはり地元ですから応援しておきましょうか。フィリーズ。今年も優勝してくれるかな?

本日覚えた英語表現。
満塁= Bases are loaded.

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