2009年4月8日水曜日

Sakura Sunday 2009





4月5日(日)、12周年を迎える「スバル・フィラデルフィア桜祭り」最大のイベント、『Sakura Sunday』(桜サンデー)がフェアマウントパークで開催されました。

フィラデルフィア市長のマイケル・ナッター氏や、日本から駆けつけた桜の女王らによる開会式&植樹式に始まり、メイン会場では日本舞踊や和太鼓の披露から、コスプレ愛好者によるショー、ビジュアル系Jロックバンド『音影』のライブまで多種多様な日本文化が紹介されました。武道セクションでは合気道や居合道。別会場ではお茶会や折り紙、書道、数独の紹介など、盛りだくさん。

晴天に恵まれ、会場となったフェアマウントパークは40000人の人出となり、祭りは大成功。年々規模が大きくなっていくこの祭り。運営本部のフィラデルフィア日米協会のメンバーは、実は私を入れて4人しかいません。本当に多くのボランティアの方に支えられてこの祭りは成功となりました。非営利団体である日米協会は寄付金によって成り立っています。メインスポンサーの「スバル」に始まり、個々の寄付や、メンバーシップの会費でどうにか形になりました。この不況下、ここまでこぎ着けたこと自体奇跡だと思っています。

前日までかたく蕾を閉じていたソメイヨシノも、陽気と熱気に押されるようにほころびを見せてくれました。ピンクの彼岸桜や「white fountain」という名の白いしだれ桜(日本ではあまり見ません)は満開となり、名実ともに「桜祭り」となりました。

私は主催のフィラデルフィア日米協会のスタッフとして、シャトルバスでの集金から、各種メディア対応、お土産物屋の運営、インフォメーションデスクでの対応、そして観客が去ったあとの撤収作業まで、一日中目が回るほど忙しかったです。日焼けもしてしまいました。

そして誰もいなくなった夕暮れのフェアマウントパークの噴水を見つめている時に、安堵感と大きな幸せを感じました。大きなトラブルもなく、お天気に恵まれ、笑顔で楽しむ人々をこんなに見られて、今までの努力が実った充足感が全身満ち溢れました。

今度は個人的にお花見に行きたいな。

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