2008年7月5日土曜日

Liberty BellとIndependence Hall




















7月4日はアメリカ独立記念日(Independence Day)。国を挙げてのお祭りですが、建国の歴史と言えばここフィラデルフィア。ここ数日様々なイベントで街はにぎやかになってきました。

独立宣言の時打ち鳴らされ、その後「自由」のシンボルとして奴隷解放運動や、反戦運動の際にも用いられた、ご存知ヒビ入りの鐘「Liberty Bell(自由の鐘)」はLiberty Bell Centerに設置され、手荷物チェックだけで無料で見られます。もう3回は見に行きました。

1776年に独立宣言が採択されたほか、憲法制定会議も行われた「Independence Hall」(独立記念館/1749年に、ペンシルバニアの議事堂として建設された)の写真はこちらです。ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されています。かつてLiberty BellはこのIndependence Hallの時計台にかけられていました。ベンジャミン・フランクリンやトマス・ジェファソンらアメリカ建国の志士らも、この鐘の音に鼓舞されイギリスの圧政からの独立を胸に固く誓ったことでしょう。

ちなみにアメリカの議会は「上院 (upper house)」「下院 (lower house)」と言われますよね。これはアメリカの首都がフィラデルフィアであった頃、議会が使用していたここIndependence Hallで、議員数の多い代議院 (House of Representatives) がその1階部分 (lower house) を、少ない元老院 (Senate) が2階部分 (upper house) を使用したことからこう呼ばれるようになったんですよ。

3枚目の写真は警備員のおじさんに無理を言ってカメラを渡し、Liberty Bellの内部を撮ってもらったものです。なかなかめずらしいでしょう!

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