2008年6月10日火曜日

薬の広告、日米比

製薬会社のテレビCMの多さが気になります。それも日本で放映されているような市販薬だけでなく、病院で医者に出してもらう処方薬の広告も。

日本ではジェネリック医薬品という大枠で広告することはあっても、「この病気にはこの薬が効きます。病院で医者に相談して処方してもらいましょう」というCMは見た事がありませんでした。今もまだそうですだと思いますが。

また訴訟を避けるためか、副作用の種類、使用上の注意、合わせて服用してはいけない他の薬の情報なども事細かにナレーションが入ります。これが実に長い。「ちゃんと言ったもんね。あとは自己責任だよ」ということでしょうか。

「metro」というフリーペーパーで見つけた、うつ病の新薬の治験(医薬品もしくは医療機器の製造販売承認を得るために行われる臨床試験)対象者募集の広告について。

「Lexaproを服用している人は対象外です」
と書いてあり、Lexapro(レクサプロ)とはなんぞやと調べたところ、日本未認可の抗うつ剤(個人輸入は認められているようです)。他の抗うつ剤との併用が禁止されていました。いわゆるSSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors/日本語だと「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」)に分類される、脳内のセロトニンの量を増やす作用のある比較的新しい種類の抗うつ剤で、これも日本未認可ですが「Prozac」(プロザック)が有名ですね。

少し話がずれますが、日本にいたときにアメリカで精神科医として長く務められた医者の公開講義に参加したことがあります。彼の話によると「いっそうのこと、病棟の水道水にプロザックを流しておけばみんな簡単にハッピーになるのにね」というあまり笑えない冗談が同僚の間ではささやかれていたそうです。

いまのところこの国で医者の世話にはなっていないし、今後も極力かかりたくないのですが、もしかしたら日本未認可の薬を処方されることもあるんだろうなあと多少怯えています。とはいえ、厚生省の新薬認可の基準や、諸々の手続きの遅さもそれはそれで問題視されていますけどね。それはまた別のお話。


最後に多少は明るい話題を。
ED治療薬のバイアグラのCM、これもまあよく見ます。そして本当に可笑しいんですよ。文化の違いというか。Youtubeの画像で見つけたので、まあ見てみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=umhEoIdKYm8

「Viva VIAGRA♪」
と実に楽しそうにおじさんたちが歌っていますが、これはエルビス・プレスリーの『Viva Las Vegas』をよくいえばアレンジ、悪くいえばパクったものです。本家本元はこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=8giJGw1eD78

まあ彼も当時セックスシンボルだったからいいのかしら?
はじめ見たときは呆気にとられ、そのあとしばらく笑いが止まりませんでしたが、いろんなバージョンでしょっちゅう放送されているので、最近はあまり気にも留まらなくなりましたが。

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