2008年6月3日火曜日

Pennsylvania Station-30th Street















1934年に建てられた「30th Street Station」はAmtrak(全米ネットワークの鉄
道)、SEPTA、 New Jersey Transitと3本の鉄道が利用する巨大ハブステーション。562平方フィート(52,000 m²)の広い構内。毎日約25000人が利用するという全米で2番目に活気のある鉄道駅です。

私はニューヨークシティへ行く時はバスを使いますが(安いので)、ビジネスマンはここから通勤しています。ニューヨークシティは家賃が高いため、フィラデルフィアに家を持ち、そこから通勤するという人が増えているようです。特に弁護士とか。

重厚長大なローマ時代を思わせる建築。中には第二次大戦で命を落とした鉄道関係者に敬意を表して作られた「Pennsylvania Railroad War Memorial」(大天使ミカエルが兵士の遺体を抱えている)の彫刻、巨大なレリーフ「Spirit ofTransportation」が存在感を放っています。これらはハリソン・フォードが刑事ジョン・ブック役で主演したサスペンス映画『目撃者』(Witness/1985年)でも使われていました。アーミッシュの少年が、偶然殺人を目撃してしまったことから事件に巻き込まれて行くのはこのPennsylvania Station。

『目撃者』といえば、撃たれて傷ついた刑事ジョン・ブックが目撃者の少年サミュエルとその母親と逃げ込んだアーミッシュの村が話題になりましたね。アーミッシュとはキリスト教プロテスタントの一派でドイツ系移民の子孫です。電気を使わず、家に電話もない。車の代わりに馬車に乗り近代以前の生活様式をかたくなに守っています。 このアーミッシュの村はフィラデルフィアの西に約60マイル(100キロ)、ペンシルベニア州ランカスター郡にあります。車で1時間半くらいでしょうか?機会があれば行ってみたいと思っています。

余談ですが、『目撃者』を見たのは実はつい最近。映画自体としては「うーん」という出来でした。事件を目撃した少年の愛らしさも、警察内部の不正や裏切りを描くサスペンスも、未亡人とのはかないラブロマンスも、アウトサイダーである刑事ジョン・ブックがアーミッシュの人々に受け入れられていくヒューマンドラマ部分も、と盛り込み過ぎ。逆効果で全て薄っぺらくなってしまっている。

ひとつ面白かったのは『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役で有名になったヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)がちょい役で出ているのを発見したことです。どうも彼のデビュー作だったようです。

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