2014年11月24日月曜日

New York in Black and White

最近撮影したモノクロ写真6枚。



ニューヨークの地下鉄駅構内でパフォーマンス中の、ブルックリンを中心に活躍するバンド「Brown Rice Family(ブラウンライス ファミリー)」。ジャンベを演奏するプロデューサーの飯田祐一氏を中心に結成されたグループ。今年、来日公演もした。たまたま取材帰りに発見。



19階にあるオフィスの窓のちょうど正面に見える、アールデコ調のビル「20 Exchange Place」の外壁に施された彫刻。このビルが完成したのは1931年。NY市のランドマークに指定されており、スパイク・リーの映画『インサイド・マン』にも登場する。



建設中の1ワールドトレードセンター前に置かれた、騎馬兵の彫刻「America's Response Monument」。9.11同時多発テロ事件の報復として、アフガニスタンのタリバン政権に対して開始された、一連の軍事作戦に従事した特殊部隊の功績を称えて、2011年に設置されたブロンズ像。



2011年に起きた、「Occupy Wall Street」(ウォール街を占拠せよ)のデモの舞台となったズコッティパーク。その面影はなく、なんとなくアメリカの景気も回復したようで、ライトアップされた木々が冬の到来を物語っている。



取材で訪れたの米系のオフィスにあったシマウマの敷物。もう少しで頭を蹴っ飛ばすところだった。個人的には動物の顔部を壁に飾ったり、敷物にするのはあまり好きではない。動物愛護団体の活動が活発なアメリカでも、あるところにはこういうものが存在する。モノクロ写真にすると、シマウマの悲しみが伝わってくるようだ。



ハドソン川を渡るフェリーから見る「自由の女神」。モノクロにすると突然、故郷を捨て、アメリカでの新生活に夢と希望を抱き、船で遠路はるばる渡って来た移民の気持ちが憑依する。

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