取材をしていると色々なことがあります。
いや、NYに住んでいるから色々なことが起きるのかもしれません。
この前、某国領事館に取材で何回か行く機会がありました。またその後も、メディア向けのイベントなどで、どういうわけか、その国の領事の男性と何回か顔を会わせる機会があり…。
で、口説かれました。口説かれるのは好きですよ。オンナ冥利につきるってもんじゃないですか。でもね…。
まあ、状況が状況だったのかも。その国名産の某アルコール(一応お立場がお立場なので隠しておきます)のテイスティングパーティーで、彼はほろ酔い気分でこう言いました。
「君とカーマスートラがしたい」
あのカーマスートラですか????
二の句が継げない私に、彼はこう畳み掛けました、
「君は大人の女性だから、割り切った肉体関係が結べると思う。毎晩電話してくるような、うっとうしいガールフレンドはいらないんだ。お互い、会いたい時に会える関係でいたい。僕も忙しいからね。
僕は仕事で世界中を回っているから、色んな性の技法を知っている。君と新しい世界をディスカバリーしたい。カラダで分かり合いたいんだ。君を裸にして2時間しっかりと指圧をしてあげよう。香港で勉強したから本物さ。
ブロードウェーを見に行こう。チケットなんか立場上、タダで手に入るんだ。でも一緒に行く女性がいない。君と観にこう。他にどんなことがしたいかい?
君はジャーナリストだろう。僕がお金を出してあげるから、僕の国へ取材に行っていろんな街を回っておいで。そして記事を書き、ジャーナリストとして羽ばたきなさい。
ああ、すっごいいいお尻だ。噛み付きたいね。舐め回したい。そこのトイレでセックスしようよ。だめ? You are too shy。オーケー、キスぐらいしてくれるだろう?それもダメなのかい」
一応物事には順番とか、駆け引きとか、嘘でもロマンスらしきものがないと、盛り上がらない私は、すっかりゲンナリしてしまいました。
国際ジャーナリストとなる可能性をばっさりと切り捨て、丁重にお断りしました。こう言って
Sorry. I do not feel chemistry with you.
(あなたにケミストリーを感じないの。つまりあなたには惹かれるものがないのよってことです)
意外にグサッとくる一言かもね。
でも後になって、
「Oh, She used to be my girl. Well, you know just one of them. Actually I can not remember even her face. But she had such a nice ass.....」
とか言われたくないので(笑)。
渡る世間は、ガツガツしたエロオトコだらけ in NY。
2 件のコメント:
んーー。まぁ、そんなもんなんでしょうね。僕のアメリカ・・国際的?日本以外の恋愛メンタリティーは映画の中でしか存じあげておりませんが。雅子さまの益々のご活躍を、日本でお祈りしております。^^
hirofumi257さん
有り難うございます。
チェックが1カ月も遅くなり失礼しました。
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